I don't want no retrospective.

長続きしない

普通に生きてても苦しいらしいのに高校からずっとズレてる

中学3年の夏休みに森博嗣を読んだのが人生の分岐点だったんだろう。

犀川先生のように黙して勉強に励み、群れず孤独を楽しみ孤高に至る人生に舵を取ってしまった。

野球をやっていたのでそもそもイチローが小学生の時から好きだった。

だから元々「男は黙って」という精神の素養があったのかもしれない。

群れず孤高を極める。個人の精神を高めることを意味とする。

「武士道とは死ぬことと見つけたり

※※※

15歳の夏は暑かった記憶ばかりです。

行く場所もなく、年の離れた兄が所有していた講談社ノベルズを手に取る。

いま思えば何であれほど読みづらいのか、教科書でもズッコケ3人組でも見たことのないページ構成。縦に読むのか横に読むのかもわからないほどに、最初の3行を読んで頭痛がして何とか3ページ読んで眼精疲労に陥り、犀川先生の愛するブラックコーヒーを飲めもしないのに入れる。美味しさもわからないのに飲む背伸び感。

 

今ではブラックコーヒーがあれば半日くらいメシを食わなくても生きれる身体になってしまった。

 

※※※

北海道で大きな地震があった。直後から完全に停電となり、水も一切出なくなった。

とりあえず自分の住んでた地域は震度4とか5とかだったし生き死にに関わるようなレベルでは全然なかった。家族も誰も怪我ひとつしてない。

仕事柄お客さんの安全を確保しなきゃいけなかったから普通に出勤した。

それなりの大きさがある建物に300−400人のお客さんがいて、飛行機も飛ばない電車も動かない、そもそも電気がないから時間の経過とともに暗くなっていく周囲の現実。

鳴り止まない電話に対して会社が取った手法は「消音してすべて無視する」

マジに数時間、一度も電話は鳴り止まなかったんではないだろうか。

そこから、地獄の時間を過ごして現在に至る。

※※※

 

普通に高校行って大学行ってそれなりの企業に勤めると生涯年収が2億だか3億だからしい。

高校は出たけどロクな就職もできず(人としゃべれなかった)、卒業後はデカい郵便局の倉庫で荷受のバイトをした。日勤と夜勤を交代制でやるなかなかきつい仕事だった。安い時給の仕事ばっかりやってきたから言うが、時給でやる仕事は大学生くらいまでだとつくづく思う。

20代半ばとか30,40代にもなって時給で働いてたらそれこそ人生終わってる。

まあ同士ではあるのだが、オレは自分も含めてそんな奴らを終わってるとみなしたい。

 

※※※

高校野球はたまに大ヒットを飛ばすことがある。

2018年の夏は東北の雑草が急激な進化を遂げて大阪のヒーローを飲み込む手前まで行った。

命をかけて光を放つ姿勢をオレは尊敬する。一瞬でもあれだけ輝けるなら。

人に影響を与えたり記憶に残るような感動をさせられるなら、残りの人生を棒に振るまではいかなくても、平凡な日々が待っていても何も起きない無名の路傍の誰かよりは良いのかもしれない。

 

 

人の命を預かっても、人の幸せを担保しても、時給にすれば何百円にしかならない。

それくらいの人生。その程度にしか人生に意味なんてない。

そう気づいて、何かを変えて、いつも歩く道を変えてみる。

予定調和を壊して、自分から変化を起こす。現実が変わらざるを得なくする。

金が欲しい。オレのしたいことは金があれば9割解決する。

金があれば少なくとも今よりは幸せになれる確信がある。

母親に美味しいものを食べさせたい。好きな洋服を買わせたい。温泉旅行に行かせたい。

その程度の幸せで十分だ。

オレだってコーヒー飲んで金麦を飲んで、好きなラーメンを食って好きな野球チームを応援する。

それで1年が終わってまた新しいシーズンを迎える、それで十分だって思える。

だって人生にそこまでの意味なんてない。世界を変えるイノベーションをオレは起こせない。

起こす気さえない。世界を変える、目の前の現実を変える誰かを応援する。

大声で、全力で応援するのは大の得意だ。まかせてくれ。

オレの人生はちっぽけでも、ケンカを売られりゃ死ぬ気で反撃する。

オレが死んだら悲しむ人の顔が何人か浮かぶ。だからまだ死ねないし、死なない。

その意味を持つ命に手を出すならオレは容赦しない。覚えていて欲しい。

その逆に、オレに信頼を与えて心を許すなら。

オレはその何倍のエネルギーをもってその誰かに働きかける。それがオレの信条だから。

つくづく思うが金にはならない。だから結果として幸せに結びつかないのかもしれない。

こんな駄文を流し続けるだけの人生かもしれない。

同じ曲をただリピートし続けるだけの人生かもしれない。

 

※※※

結局いつだって思考も現実もまとまらない。

結論は得られない。歩いて歩いて、倒れた時に気づいたとして、それで十分なのかもしれない。

どこまで行っても、それくらいの人生。

その程度の意味しかない。

あなたも、あなたも、誰の人生も等しく意味がない。ほんと意味がない。

だから、せめて美しくありたいしそうあってほしい。

それ以外何も言いたいことはない。