I don't want no retrospective.

長続きしない

これから吉澤嘉代子さんを知る人へ

(最新)4/12配信開始、5/24にフィジカルリリースの1stシングル「月曜日戦争」(ドラマ 架空OL日記 主題歌)

https://itunes.apple.com/jp/album/%E6%9C%88%E6%9B%9C%E6%97%A5%E6%88%A6%E4%BA%89/id1219878339?i=1219878491&uo=4&at=1001lvyC

吉澤嘉代子さん最新インタビュー記事が掲載されました。「屋根裏獣」リリース後に発表されたどのインタビューよりもパーソナルでセンチメンタルでナイーブ、ゆえにもっと好きになりました。

インタビュー:吉澤嘉代子 今まででいちばん“物語”だけど、いちばん“自分”だと言える 吉澤嘉代子『屋根裏獣』 - CDJournal CDJ PUSH

吉澤嘉代子さんを初めて知る曲は何でもいい、でもまずこれを聴いて欲しいと思う。これが彼女の本質だと思うから。

「未成年の主張」

吉澤嘉代子さんのファンになるまで

筆者は札幌在住でして、2015年当時に札幌駅直結の商業施設Apiaにて秋元梢さん×吉澤嘉代子さん「美少女」という組み合わせでCMが流れていたのです。それを聴いて変わった声と歌い方だなあとただそれだけ思いました。

そして時は2017年、2015年から現在までの間に吉澤嘉代子さんをテレビで見るなりラジオで聞くなりインターネットでお見かけすることはほぼなかったと思います。そして3月20日深夜、聴いていたラジオ「伊集院光 深夜の馬鹿力」の1曲目に掛かったんです

「地獄タクシー」

夜中の1時に真っ暗の部屋で寝転びながら聞いたらきっとあなたも「なんじゃこりゃー!」って言ってくれると思います。「吉澤嘉代子」の名前は知っていてもこんな歌い手だとは思っていなかったからです。幸い番組は録音していたし、youtubeに公式PVがあったので何回も聞きました。

そして数日後、眠れなかった私はyoutubeに上がっている動画、ネットのインタビュー、iTunesでの試聴などひたすらチェックしていて気付いたら朝になっていました。

 

屋根裏獣 【初回限定盤】

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下記リンクからiTunesストアで全曲試聴ができます。

 

youtubeの吉澤嘉代子さん公式動画で各アルバムの一部試聴ができます。

とりあえず聴いて欲しい!!

 

作詞作曲は自分で行なっているとのこと。そしてそのとき一番大事にすることは「言葉」。綺麗で美しいものを表現する姿かたちそのものです。

 

吉澤嘉代子×文月悠光が新宿の若手文壇バーで語る「言葉」の力 - インタビュー : CINRA.NET

文月:「語る言葉」より「語らない言葉」、何をそぎ落とすかを考える方が重要なのかもしれないですね。
吉澤:アクも一緒に料理するか、アクを綺麗に取るか、ということですよね。

吉澤:私にとって言葉の最大の魅力は、言葉に託すことで何かになれるかもしれないという感覚なんです。だから風化してしまった自分の感情でも、言葉や音楽にすることで、巡り巡って誰かの夜を支えることになるといいなと思っています。

吉澤嘉代子、「10」の妄想で紡ぐ物語――初期三部作の集大成『屋根裏獣』に迫る(2017/03/14)邦楽記事その他|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

吉澤:福岡の空港に向かっている時に、タクシーの運転手さんに『あなたと一番奥まで行って戻ってくる覚悟ですけど、いいですか?』って言われて、『ええっ、この人何言ってるんだろう?』と思って(笑)。でも、私だけじゃなくてスタッフも乗っていて、スタッフの方が『ああ、いいですよ』って答えてて。後から聞いたら、『いや、「あなたと~」じゃなくて「ANAだと~」だよ』って言われて、ああそうだったんだと思ったんですけど……うつらうつらしてる時にそれを運転手さんから聞いたので、『私の身に急にドラマチックなことが起こり始めるんじゃないか?』って思いつつも、『私、この人とこのまま地獄の釜の底――「一番奥」って地獄かな?って思って――に行ってもいいかもしれない』と思って(笑)。

吉澤:結びつきがあって結婚した男女が、お母さんとかお姉さんとかにお嫁さんがいじめられて追い出されそうになって、『このままでは一緒にいられなくなる』って追い詰められた奥さんが、旦那さんの首を刈って持ち逃げしてしまう、っていう曲にしたんですけど。すごい好きな人と離れ離れになってしまうから、その人を殺してしまうっていう……自分で考えたんだけど、悲しくなっちゃって。そんなに好きな人がいるっていうのも、悲しくて。

吉澤:「歌を作って仕事にできているので、歌だけは、求めてくれる人にとっては完全なる味方であってほしいし、その人を全肯定したいなって」。

吉澤嘉代子、リアル同級生ACEとフリースタイルラップ&謎の寸劇 - 音楽ナタリー 

http://music.emtg.jp/special/201703094412222f9

http://music.emtg.jp/special/201602069235cc374

特集 吉澤嘉代子|インタビュー・プレイリスト|MUSICSHELF

吉澤:傍から見たら些細な日常のワンシーンや平凡な風景が、ある感情加わった瞬間に、自分だけにしか見る事のできない絶景に変わると思うんです。ですから、このアルバムを日常生活のBGMにしてもらい、皆さんそれぞれの絶景を見てほしいと思っています。

吉澤嘉代子「東京絶景」インタビュー (1/6) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

吉澤嘉代子×曽我部恵一 「東京」と「歌」をめぐる、シンガーソングライター対談(2016/03/14)邦楽記事その他|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

吉澤:ある日、魔女のおばあさんにさらわれる夢を見て、すごく怖かったんですけど。でも、「このままさらわれてたら、自分も特別な人間になれたかもしれない」っていうところから、「魔女修行をして、特別になれるかもしれない自分」と――その時は学校に行ってなかったので、「学校に行ってない、ただの引きこもりの自分」と、二足のわらじ状態で生きることによって、たぶんバランスを保っていて。自分にとってはすごく大事な、生きる術だったと思うんですけど。

 

曽我部:モロ出しよりも、隠そうとしてるけど出ちゃってるくらいが好きなの。魅力的な表現って、そういうところにあるよね。「伝えたい! 伝えたい!」だと、熱意はわかるけど、僕らが欲しいものとか、ハッとさせられるものって、そこじゃなかったりすることもあるよね。でも、今は歌を歌う人って、わりと「伝えたい!」「私のことをわかってください!」っていう人が多いから、そういう中では吉澤さんの世界は、「えっ? この人どんな人だろう?」って歩み寄っちゃうような歌にはなってるよね。

吉澤嘉代子『秘密公園』をハイレゾ配信スタート&インタヴュー掲載 - OTOTOY

ーーただ、「綺麗」の歌詞を聴いていると、純粋に綺麗だけで成り立っている曲じゃないような気がして、言葉と裏腹にどろっとしたものもあるような印象も受けるんですよね。

吉澤 : 物事には両面性があって、「綺麗だけど醜い」「汚れているからこそ純粋」ということもあるのかなと。物語としては、今、隣にいる好きな人が綺麗だと思ってくれるといいなって曲なんですけど、その瞬間を切り取って、もう会えなかったとしても一生綺麗だと思い続けて欲しい。

 

ーーそれじゃあ、これから吉澤嘉代子ないし、吉澤嘉代子チームとしての理想の活動とはどういうものでしょう?

吉澤 : 一番の夢は、曲が自分を離れて時代に残ることです。それは私が死んだ後に決まることかもしれないし、自分で決められることじゃないのでわからないんですけど、私の目標は子ども時代の私のような子にまで曲が届くってことですね。
ーー自分の曲が子ども時代の吉澤さんのような子に届いた時、その子にはどういう反応を望みますか?

吉澤 : その子に安心してもらいたいです。こんなお姉さんじゃ安心できないかもしれないけど(笑)。それって、究極的には子どもだった頃の自分に、自分の曲が届いて欲しいってことなんですよね。

ーー自分が子どもだった時に、そういう歌が聴こえていたら安心した?

吉澤 : そうですね。私、子どもの頃、妄想と現実がごっちゃになったような世界で生きていて。現実よりも物語の方がしっくりきたんです。そういう機能をもつ曲が、私も作れたらなって思います。

吉澤嘉代子、魔女修行の末に見つけたひょうきんで滑稽な歌 - 音楽ナタリー

吉澤:学校に行ってない者同士の何かがあるんですよ。学校に行ってないとそれだけで自分を全否定してしまう。子供にとっては学校での生活が自分の世界のほぼ100%を占めているじゃないですか。だから自分のことが非国民のような気がしてくるし、外を出歩いちゃいけない、人目に付いてはいけないって思っちゃうんです。そんな中で私たちは秘密を共有している仲間というか、結びつきが強くなったんだと思います。

──中学は最後までまったく行かなかったんですか?

吉澤:小学校の卒業式は出られなくて親に悲しい思いをさせてしまったので、中学の卒業式は出なくちゃいけないと思って、卒業式の予行演習がある1週間だけは行ったんです。……それがものすごく苦痛で。みんな「あれが噂の吉澤か」みたいな感じで見てくるし、私以外はみんな3年間で思い出ぎっしりなわけですよ。卒業式当日はみんなボロボロ泣いてて、私だけどうしようという感じで……本当につらい1週間だったんですけど、そんなときにサンボマスターさんの音楽に出会ったんです。

「電車男」が流行っていた頃で、「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」を聴いたんです。「あなたのために歌うのが これ程怖いモノだとは」という歌詞が、なんだか私自身に向けて歌われているような気がして。それでアルバムを聴いたら、山口(隆)さんは絶対に私のことを知らないはずだけど、これは絶対に私めがけて歌っているということがわかって。卒業式までの1週間はすごくつらかったけど、サンボマスターを心の恋人だと思い込んで乗り切ることができたんです。そのあと通信制の高校に入ったときに、音楽がやりたいと思って軽音部に入ったんです。

──心を閉ざして十代を過ごしてきた吉澤さんにとって、音楽が一番の心のよりどころだったわけですよね。ほかには何か自分の中でよりどころになっていたものはありますか?

吉澤:小説ですかね。子供の頃から「早くごはん食べなさい!」って怒られるぐらい本に没頭していて。読みかけの本があるうちは守られている気がするというか。現実の自分とまた別の世界が1つあって、そこに没頭することで現実から離れていられるみたいな。魔女修行もそうだと思うんですけど、いつもどこかに別の世界を持つことで自分のバランスを保っていたような気がします。

 

吉澤嘉代子 - Wikipedia